「千葉県という恵まれた地盤を活かして企業価値向上にむけて友好的なエンゲージメント(を)していきます」(下記↓、日経電子版より)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC17BHN0X11C22A1000000/
ありあけキャピタル田中さんのコメント通り、千葉県は人口も事業者数も多く恵まれた地盤です。
同一県内に複数の地銀がありますが、二番手以下はビジネスモデルを尖らせることで伸びしろ十分です。
とくに首都圏のような人口も事業者数も多くビジネスチャンスが豊富な地域は、創意工夫でさまざまな尖らせ方が可能です。(それに対し、過疎県の場合には日豊アライアンス3行のようなリレバン型の絞り込みぐらいしか選択肢がないのが、辛いところです)
千葉興業銀行は三番手ですが、ディスクロージャー誌などからは、ワタシにはトップバンクとのビジネスモデルの大きな違いを見出すことはできません。
昨日の終値ベースでのPBRは、千葉銀行の0.55倍(全地銀でナンバーワン)に対し、千葉興業銀行は0.16倍(最下位グループ)。
株価の方も伸びしろ十分です。
田中さんによる「企業価値向上にむけての友好的エンゲージメント」に注目します。
コメント
妙な均衡、妙な思考停止に陥っていたところに、企業価値提案ファンド。いろんな関係者が考え始めるところに意義がありますね。