ゼロゼロ融資等の返済がいよいよということで、メディアは金融機関の意見を流していますが、
「100%保証のためか、他人事にしか聞こえないものが多い」
と感じるのはワタシだけでしょうか。
そもそもメディアが意見を聞くべき対象は、金融機関ではなく、ポストコロナの中小小規模支援で最も重要な任務を担っているといっても過言ではない信用保証協会。
残念ながら、露出度がイマイチなので、及ばずながら、旅芸人ブログでは信用保証協会についての発信に力を入れています。
本日は奈良県の話題。
ゼロゼロ融資の金利相当額の貸し手への還元が他地域比で格段と大きいことで、全国紙や経済専門紙が報道した奈良県ですが、
奈良県信用保証協会の職員・辻奈房子さんが中小企業活性化協議会に出向し、コツコツと事業者の経営支援を行っているとの記事が、ニッキンオンラインにありました。
https://www.nikkinonline.com/article/82558
辻さんは、
~金融庁の業種別支援の着眼点(試行版)は経営支援に携わる現場職員 (とくに若手層)にとって、お客さまとの対話を深め信頼関係を構築するための心強い「虎の巻」となり得ると評価。
~出向先の協議会での業務で培った外部組織や外部専門家とのネットワークを駆使することで経営支援の質を向上させる。
~「今まで誰にも相談できなかった。早く聞いてもらえばよかった」との思いを持っている経営者の孤独や焦燥感をいち早く払拭していく。
~中小企業の駆け込み寺といわれる信用保証協会や協議会への相談、このハードルを低くしていきたい。
辻さんの出向期限は間近。
奈良県信用保証協会の行動変容に期待します。
コメント
頼もしいことに、奈良にもファーストペンギンはいるんですね(鹿だけじゃない!)
「徳は孤ならず 必ず隣あり」
奈良県内にも同志は必ずいるし、文字通り隣の大阪には頼れる先達がいます。
「朋あり遠方より来る また楽しからずや」
近々、信濃や甲斐の国からも同朋が訪ねて来てくれます。
奈良が鹿だけのはずはありません笑。何せ、私がシンポジウムに呼ばれてますから。辻さんは、積極的に行動され、奈良のために外部の知見を吸収されてます。頭が下がりますし、鹿だけじゃない、と確信してます!
身に余るお言葉ありがとうございます。
奈良公園の鹿も一頭では儚いもんですが、多数群れるとかなりの迫力です。
同志が集まれば大きな波に…。
吸収した知見をしっかり活用しなければ、と思いつつ残りの期間も行動します!
シンポジウム楽しみです!
皆さま今後とも宜しくお願い致します。