🚩「金融検査マニュアル」が銀行をダメにした

金融検査マニュアルに関する記述、

橋本卓典さんの取材力に脱帽。

「地銀と中小企業の運命」(文春新書)を読んでください。

待望の橋本卓典さんの新著、 「地銀と中小企業の運命」 が本日発売です。 題名は地銀とありますが、地銀のみならず、...

コメント

  1. 橋本卓典 より:

    1999年当時は、収益力度外視で、過去の不況が未来も続くという確率論で、不良債権処理を進めるしかありませんでした。

    本来、時限措置のはずのこの荒療治が長期化し、銀行という存在を根底から変えてしまった面があります。目利き、融資の醍醐味などが否定され、バンカーの能力が著しく低下し、もしくはやる気をなくした職員は辞めていく。人口減少とデジタル化という直視しなければならない現実から目を背け、新時代に求められている姿に自己改革する機会も逸してきました。