日経新聞の「迫真」で、
「ジョブ型雇用、御社は?」が始まりました。
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20230523&ng=DGKKZO71236490T20C23A5EA1000
ジョブ型雇用の外資系で10年ほど勤務した経験から、地域金融機関にはジョブ型は適さないと思っています。
理由は記事の中にある岡さん(コニカミノルタ常務執行役)のコメントにある職場風土。
~「ジョブ型はコニカミノルタの文化に合わない」。常務執行役の岡慎一郎は社長の山名昌衛(当時)に進言した。(中略) 事前の社員調査でコニカミノルタの強みは責任範囲を超えて助け合う職場風土だと分かった。業務範囲を明確に定めるジョブ型では社員それぞれの担当領域に壁を築く。「私の仕事ではない」と言われたら、動きようがない。そんな副作用を外資企業で目の当たりにし、ジョブ型は自社の強みを奪うと確信した。(記事より、太字は多胡)
専門職をきちんと処遇する複線型人事制度は不可欠であり、地域金融機関でも導入されてきていますが、専門職の中途採用においても職場風土に合うかどうかがポイントになっているようです。当然だと思います。
コメント
必然的な流れですが、地域への貢献というコミットメントは欠かせませんね。