12日の北國新聞。
石川県信用保証協会の人事制度改革の話が出ています。
コンサルティングを請け負ったのは、北國FHD傘下のコンサルティング会社・CCイノベーション。
石川県信用保証協会の幹部の方によれば、
CCイノベーションの組織風土改革・人事制度改革のコンサルは北國銀行の長年にわたる試行錯誤の歴史に裏付けられており、「石川県信用保証協会の価値観と共有できる」と思ったからとのこと。
石川県信用保証協会は奈落の底から這い上がってきました。
役員から若手まで一丸となって業務改革を進め、その取り組みは今や業界屈指です。
業務改革の次は、職員さんたちが活き活きと働ける仕組みづくり。
さすが、改革の王道を一直線です。
さて、
信用保証協会の伝統的な業務は金融機関の業務以上にAIに代替されることは必至。若手中堅職員たちはそのことに気づき危機感を持っています。
ただ、それを訴えても、旧態依然のまま、何もしない上層部。
橋本卓典さんの「記事にできない金融ウラ話」(第3回)の木下さんのコメントそのものが、多くの信用保証協会に当てはまります。レイジー保証協会です。
彼らから聞こえてくるのは、(労働集約型業務として残された)経営支援業務に邁進する先進的な信用保証協会に眉をひそめ陰口をたたく話、醜さ以外の何者でもありません。
コメント
公的機関は、本来業務はもちろんのこと、それだけではまったく十分ではなく、時代に必要とされる機能を果たさなくては存在意義はありません。大抵は、人口増加時代に設立された訳で、人口減少時代に求められる付加価値を問われます。金融機関も同じです。人口(事業者)減少から目を背けるのは現実逃避です。