「株を買おうと思ったけど、上がりすぎましたね。下がったら買いますよ」
と地元IRでお取引先から言われたある地銀の頭取さん、
「下がってからなどとおっしゃらずに、、、これから、もっと株価が上がるよう頑張りますので、よろしくお願いします。」
最近の地銀株の上昇を受け、このようなやりとりが出てくるようになりました。
この数年、地銀PBRをずっとフォローしているのですが、上昇気流に乗る地銀が多数派になるなか、出遅れ感のある地銀があることは否定できません。
地域2番手、3番手の中にも出遅れ組があるのですが、彼らの場合には「捨てる経営ができる」というアドバンテージを活かせば株価にも変化が良い出てくると思います。
これしかないのではないか。
そういう決断が経営陣にできるか。それもすみやかに。
そういう方向に役職員の意識を変えることができるか。
しかるに、
本気度がまったく感じられない当事者意識の低い経営陣の姿が垣間見える銀行もあり、残念至極。
行員の早期退職で組織が維持できなくなるリスクがどんどん増大、
はっきり言って、怖い。