筑豊の石炭列車

20年ほど前、直方出身の魁皇関と福岡で偶然にエレベーターに同乗したことがあります。

そのころ魁皇関の名前が由来となった電車特急「かいおう」が筑豊本線で運行を始めるとのニュースを聞いたとき、ワタシが高校生の頃に筑豊本線を京都からの長距離特急列車が走っていたことを思い出しました。

特急「かもめ」です。

小倉で長崎行と佐世保行に分割され、前者は鹿児島本線・博多回りの王道を走るのですが、後者は筑豊本線に入り、直方・飯塚経由でした。

昭和43年10月号の時刻表によれば、佐世保行の下り「かもめ」の筑豊本線内の停車駅と時間は、

小倉発16:22→直方着16:52→飯塚着17:09

特急「かもめ」が走っていたころ、筑豊本線はSLのメッカで、筑豊炭田の石炭を運搬する貨物列車がひっきりなしに走行していました。

50年前、ワタシが初めて九州に足を踏み入れた時、最初に訪れたのは筑豊本線です。

そのとき同行したハカセの写真をアップします。

1971年3月2日。折尾〜中間。当日は小雨でした。

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コメント

  1. ARC より:

    すごい迫力の写真ですね。
    数年後にワタシが筑豊本線に入った時にはもうSLはいませんでした。