事業再生に新展開、東北北海道に朗報

みちのく債権回収の坂本さんのインタビュー記事が日経新聞に掲載されています。

「本来業務は債権の管理回収だが、親会社の銀行の債権だけやるのであれば別会社をつくる必要はない。コストもかかる。別会社にすることでサービサーの機能である債権の買い取りをしながら別のアプローチができる。それが事業再生だ。いまは抜本的な再生をしようとすると、公的なものも含めて大がかりな仕組みしかない。件数も全体で数百件にとどまる」

「一方、倒産件数は減ってきたが年間8000件以上ある。その大半を占める中小零細企業に対してもサービサーの機能を使うと事業再生のアプローチができるようになる。そのニーズを東北や北海道で掘り起こす。ほかの地銀や信用金庫、信用組合の債権も取り扱う」

サービサー不毛の地に、事業再生で全国屈指のしまなみ債権回収 (広島市) の中心人物であった坂本さんが降り立ちました。

しまなみ時代の坂本さんにうかがった話は、ワタシにとってのサービサーの概念を完全に打ち砕くものでした。

関東以北でしまなみ債権回収のようなサービサーがあったら、どれだけ多くの中小企業が救われるのか、と思いました。

銀行員時代から不良債権を知り尽くした坂本さんの活躍する姿が、事業再生ニーズの高い東北地方、さらには北海道で見れることは嬉しい限りです。

微力ながら応援します‼️

(PS)

東北版ではなく全国版に掲載した日本経済新聞にアッパレ。(地銀再編をむやみに助長するような記事には、“喝”ですが、苦笑)

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