まったくお手伝いできず申し訳なかったのですが、
社外役員を務めている地域金融機関がこのたび合併し、順調にスタートを切りました。
「SDGs が経営の根幹」です。良いですね‼️
1年半に渡り苦労を重ねて、ゴールに到達した同僚たちに心より敬意を表します。
ワタシにとって、合併の経験は2度目です。
前回は外資系金融機関でしたが、
両者の同一部門を比較して、強い方の部門が残り、弱者は部署ごとリストラという、非常に明快な論理で粛々と手続きが進んでいきました。
あっさりしたものです。
今回はワタシにとって本邦金融機関での初の合併経験なのですが (資本統合の経験はあります)、このケースは国内外でも珍しいものだと思っています。
「マンパワー拡充のための合併」です。
すなわち、ワークライフバランスと業務改革(BPR)を確立した上で、顧客本位のリレバン (労働集約型) を進めていく過程で、マンパワーが足りなくなり、同じ経営思想を目指そうとする近隣の金融機関と一緒になり、地域顧客のためにより良い金融サービスを提供するのが、合併の目的です。
国内外2つの合併を経験しましたが、いずれにしても合併の大義は明快です。
翻って、
最近は何のために合併するのか分からないケースが出てきています。
?????
「ダウンサイジングとアライアンス」こそが主流になる中で、「ある程度の規模がなければ生き残れない」などと意味不明な理由で合併が目的化しているようですが、地域顧客にはとってたまったものではありません。
コメント
「SDGs が経営の根幹」については私も賛同いたします。
中長期な視点で取り組む姿勢は、企業・個人ともに大切で是非とも地域のためにも地道に続けてほしいと思います!!
近いうちに、(おそらく)当該地区に用事がありますが、地域の発展を長期的に考えて取り組む姿勢を打ち出しており、非常に先進的な地域ですね。
地元ではないのですが、成長を見守るだけでなく、微力ではありますが支援していきたいと感じています。
(まとまりない投稿ですみません)
当組は昨年、かんしんSDGs宣言を発表し、サステナブル金融大賞優秀賞を受賞いたしました。仲間が増えると嬉しいです。ぜひ交流したいですね。
マンパワーが足りないのであれば、採用を強化すれば良いだけではないのか?
マンパワー補充のための手段が合併といのがしっくりきません。
逆に言うとそれしか人をとる方法が無いと言うことをいっているのでしょうか?
サラリーマン2さんへ
ご投稿ありがとうございます。
まず、マンパワー補充ではなく、拡充です。
労働集約型リレバンを本気でやろうとすればするほど、マンパワーが圧倒的に足りません。
ところが地方の信用金庫にとって、まとまった人数のマンパワーを中途採用市場から拡充することの難易度は高いですね。
たまたま近隣に志しを同じくし、リレバンビジネスモデルへの転換を図ろうと考えていたところがあったということです。
答えになっているでしょうか?