昨日のブログ「フリーライダーにPL改善支援ができるか」
を書きながら思ったこと。
報道等によれば、ゼロゼロ借り換え保証の条件は、収益強化計画のようですが、
金融機関が、借り手とともに「収益強化計画」を立て、それが粛々と進むようサポートすること、すなわちPL改善支援は、
本来、ゼロゼロ実行とともに、とっくに行われていて然るべきものです。
金融機関にとってリスクフリーのゼロゼロを流し込むことだけに躍起になり、「これからは本業支援だ」と本気度が感じられないアドバルーンを上げるだけの、他人事でスピード感のない金融機関が、
今になってやっと、保証を認めてもらうために、収益強化計画を作り、ゼロゼロの借り換え保証を申請してくるのだとしたら、
実効性を疑いますね。
この「借り換え保証」、信用保証協会の見識が問われます。
見るべきところは「収益強化計画書」の中身以上に、それを支援する金融機関などの姿勢です。
そして、
信用保証協会自身が、PL改善支援の総力戦の核になるとの自覚、当事者意識が欠如していては、話になりません。