7日の日経朝刊、「海外ファンド3D『社外取が改革主導を』サッポロに要求」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20221107&ng=DGKKZO65765650W2A101C2TB0000
~シンガポールに拠点を置く投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが、投資先のサッポロホールディングス(HD)の5人の社外取締役に対し、同業他社より著しく低い利益率や資産効率の改善を主導するよう要望している。社外取締役が主要な機関投資家と面談し課題や要望を把握することなど要求を列挙した。中計の発表時には社外取締役が同席して、株主からの意見聴取の結果や社外取締役としての見解を明らかにすることも要望に掲げた。(記事より抜粋、太字は多胡による)
黒字の箇所には違和感があるのですが、社外取締役に就く以上は、覚悟を持って、このような株主からの要望を受けてしかるべきだと思います。
ワタシが今夏まで社外取締役を務めていた地方銀行では、機関投資家向けのIRに、社外取締役全員が出席していました。
ワタシも実際に質問も受けましたが、このような機会は必要だと思っています。
こういうケースは稀有だと、証券会社や投資家筋の方たちからいわれましたが、社外取締役が躊躇しているからだとすれば任務不適格ですね。