新しい八代論考

八代アソシエイツのホームページに「地域金融における心理的安全性について」がアップされました。

心理的安全性を曲解している地域金融機関の話や、ノルマ撤廃ではなくノルマの管理指標を変えるべきでは、との八代流提言が書かれています。


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コメント

  1. 片山祐姫 より:

    2019年7月11日に農林水産省が発表した「食品製造業における労働力不足克服ビジョン」でも心理的安全性が取り上げられています。

    http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/seizo/attach/pdf/190711-2.pdf

    p.27から引用

    『Google社が生産性の高いチームの共通点を探るため、成功する因子が何かを社内の様々なチームを対象に分析調査を行ったところ、生産性の高いチームには二つの共通点があることが判明した。

    一つは、均等な発言の機会があること。もう一つは、社会的感受性が高いこと。

    効果的なチームに備わっているものをグーグルが調査した結果、「心理的安全性」、「相互信頼」、「構造と明確さ」、「仕事の意味」が影響していることが判明した。

    これら二つの共通点は、チーム内の「心理的安全性」を高める要素であり、「このチームの中でなら自分の意見を笑われない、拒絶されない、罰せられたりしない」という心理的安全性がチームの生産性を高めている。

    「心理的安全性」とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方であり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だと」と信じられるかどうかを意味する。

    心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていない。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地がある。』

  2. 新田信行 より:

    組合員との心理的安全性について考えています。信用組合は、出資者、預金者、貸出先が原則全て組合員であり、強いコミュニティであれば、多少の心理的安全性は生まれているようにも思えます。一方で、強いコミュニティには、ガバナンス上の閉鎖性の弊害があります。経営の透明性の為には、結局強い理念が求められることになりますね。