いまの時期は、富士山の姿を東京や横浜からもくっきりととらえることができるのですが、御殿場線の電車からの雄大な富士の迫力は格別です。
高校の同級生ハカセと身延線回りで沼津を訪れた1968年1月、御殿場線(沼津~国府津)にはD52というSLが牽引する列車が走っていました。
熱海~函南の丹那トンネルが貫通する昭和の初めまでは、箱根の外輪線ともいえる御殿場線が東海道本線であり、SLを増結することで勾配を乗り切っていました。
車窓からの東海道本線の頃の橋梁や隧道の跡は、御殿場線の楽しみのひとつです。
高校時代の友人たちとの御殿場線紀行を計画してみようかな、と思っています。御殿場行の小田急ロマンスカーにも乗りたいし。