27日の日経静岡版「清水銀、プライム市場維持へ計画書」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC267K10W3A620C2000000/
で、清水銀行の流通株式の時価総額が3月末時点で96億円となり、プライム維持基準の100億円を下回ったことを知りました。
「配当水準の向上や持ち合い株式を減らすことで流通株式を増やし、株価上昇につなげる方針」(記事より)
ごもっともです。
清水銀行のPBRは0.23倍、配当利益率4.15% (いずれも26日の終値ベース)であり、昨今の高配当株への人気の高まりの中で、地元の個人顧客には魅力的ではないでしょうか。
実際に配当利益率の高さ(4%台です)から、この一年で地元個人株主を数を急増させている地方銀行もあります。
先日、西の方の某中小企業から地銀の株をまとまったロットで購入したと聞きましたが、リレバンにしっかり取り組むこの銀行との関係強化の視点とともに、4%を越える配当利回りも大きな理由だったそうです。
将来の配当額は不確実ですが、地銀株の配当には下方硬直性があって余程のことがない限り減配にはならないと思われていますね。
累積配当を導入すれば、不確実性への懸念も払拭されます。
実際に累積配当を導入した地方銀行もあります。
このような話は先刻ご承知とは思いますが、お節介なものですから。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56373530U0A300C2L61000/