昨年6月まで4年間、社外取を務めたなかで、後半最も注目したのは地域金融機関との連携でした。
商工中金での話です。
地銀、第二地銀、信用金庫、信用組合、それぞれ連携のポイントがあると思うのですが、まずは忘れていけないのは信用組合業界と一部の信用金庫は商工中金の株主であることです。
業務面では業態ごと、さらには個別金融機関ごとに様々な連携形態がありますが、“とりわけ”親和性が高く、連携効果が大きいのは、
稠密な業域で地元事業者を逃げることなくしっかりと支えている信用金庫だというのが実感です。
このことは商工中金サイドからだけでなく、ワタシ自身が員外役員をしている信用金庫側からも強く感じました。浜松です。
浜松での連携をしのぐぐらいの効果をあげているのが諏訪。
諏訪、浜松のような展開が期待できそうな地域は続々。
今月、来月と地方出張ですが、いずれの地も信用金庫らしい信用金庫が存在感を示しています。
信用金庫の皆さんとじっくりお話ができるのが楽しみです。
そして、
昨日の日経電子版の記事にあった桐生信用金庫との連携もそういう可能性を秘めているのではと期待しています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC131UZ0T11C23A0000000/