ある地域金融機関。
トップが暴走して手がつけられないとの悲鳴が至るところから聞こえてきます。
最近は経営環境の厳しさから、威勢の良い発言とは裏腹に、気力を失っているように見てとれるトップが急増していますが、
この御仁は、自分と意見が合わない役員を取っ替え引っ替え、従業員からも大量の早期退職を招くという、いまどき珍しいタイプ(昭和や平成初期にはチラホラあった)のようです。
当局も手をこまねいているとの声もありますが、今の時代、この問題は当局頼みではなく当事者が自ら解決しなければならないものです。
トップの取り巻きはイエスマン揃い。トップを監督すべき監査役機能はゼロに等しく、社外はお友達で固めている。
じゃあ、どうすれば良いのか。
その金融機関がなくなれば地域経済は間違いなく壊滅状態になります。事業者にとっては死活問題。
となれば、当地の事業者が当事者意識を持って動くしかないのではないか。
地元商工会議所、商工会を核にした「地域総力戦」で暴走トップに辞任を迫り、経営陣の立て直しという流れしかないと思います。
これこそがガバナンス。
残された時間はわずかです。