経営支援業務をシカトし続けていた信用保証協会のトップが、地元紙のインタビューで口にするなど↓、
古色蒼然としたレイジー協会の尻にも火がついた感があります。
経営支援業務のフロントランナーの信用保証協会には年末年始、視察ラッシュという話も聞こえてきます。
信用金庫も同様です。
金融行政2023では、いままでの地域金融の“集大成”として、2つのキーワードが示されています。
「事業者支援」と「経営力を問う」です。
ゼロゼロ融資にうつつを抜かし、金融商品の物売り体質が染み付いた多くの信用金庫のなかにも、「これはまずいぞ」との声が上がっているようで、
こちらのほうも「経営支援業務、事業再生支援で実績のある〇〇信用金庫に行って勉強してこい」との指示が、経営サイドから担当部署に出ているようです。
これって違いますよね。
担当者が先方の担当部署に行って話を聞く前に、やらなきゃならないことがあります。
多種多様な経営支援のなかの数事例を学んでそれを応用しようにも、司令塔が物売りで凝り固まっていては上手くいくことはありません。
本日のブログで書きましたが↓、トップ自身が経営姿勢を変えることです。これが最も難しいこと。
担当者に命じて「良きに計らえ」じゃないんです。経営トップがみずから先方のトップを訪問し、首を垂れて経営姿勢を学ぶことからですよ。
ブログの通り、経営支援は信用金庫の生きざまそのものですから、経営トップ自らが率先して動かねばならないのです。
そういう君子豹変とフットワークがないのなら、経営支援業務は無理と心得た方がよろしい。経営陣の総取っ替えしか答えはありませんね。
神輿に乗っかっているだけの経営、事業者さまに失礼です。
さらに、
本気度のない視察、先方さんにとって迷惑千万なことです。