なんちゃってガバナンスにメス

「金融庁は地方銀行の経営改革を促す論点をまとめる。上場企業に適用されているコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)を基に、収益環境が厳しい中での事業戦略の立案や社外取締役の活用などを求め、頭取の意識を高める。利益偏重にならない管理体制を含めて地銀の経営上の課題をまとめ、対話する際の手引きとする。(以下略)」

日経新聞の本日の記事です。

いよいよ、金融庁は地銀の「なんちゃってガバナンス」に切り込んできます。

記事には社外取締役がカギになると書かれていますが、これからの社外取締役には多面的な知見が要求されるので、一人や二人の経験と見識だけでは職責を果たすことは難しいと思います。

取締役の 1/3 といった単なる数合わせという意味ではなく、それなりの人数の diversifyされた社外取締役は必須です。

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コメント

  1. 森脇ゆき より:

    心ある金融機関職員にとっては、希望の光となる記事です。
    「なんちゃってガバナンスに切り込むなんて素敵!早くして!」と思っている隠れ職員さんは多いはずです。