週刊金融財政事情の最新号を見ました。
待ちに待った諏訪信用金庫の今井理事長の「談論風発」が掲載されています。
週刊金融財政事情の信用金庫トップの論考では、昨秋の稚内信用金庫の増田理事長の話以来のハナマルです。
今井論考のポイントを列挙します。
~一番大事なことは再生支援、それを担う職員のレベルアップ、事業再生ができないと支店長になれない
~引き当てをしっかり積んで時間軸を持って再生支援をする
~小原鐵五郎さん直伝の「貸すも親切、貸さぬも親切」、大事なのはお客様との信頼関係
~お客様が評価する“とがった職員”に期待
~収益は身の丈に合っていればよい、その代わり人材教育のためにコストをかけるし、機会も与える
今月、日本経済新聞に近隣に本店を構える長野銀行の西澤頭取のインタビュー記事があり、それと比較したのですが、愕然とするほどの差は、株式会社と協同組織金融機関の組織形態の違いによるものだけではないと思います。
経営者の地元に対する責任感、矜持、本気度、、、
日経松本支局は今井さんにインタビューすれば良かったのに。
コメント
素晴らしい組織風土が感じられます。職員さんは幸せだ。