日曜、乗り鉄紀行です。
連休中、ハカセから「BSで『寅さん望郷編』をやるよ」と連絡がありました。
「男はつらいよ」では、懐かしい日本の風景と鉄道のコラボが楽しめるのですが、とりわけ第5作「望郷編」(マドンナは長山藍子さん)では、北海道のSLがふんだんに登場し、何度見ても飽きません。
1970年夏の封切りですから、まさにハカセとともに北海道に初めて足を踏み入れた時です。
望郷編では小沢(こざわ)という駅が出てきます。今はわずかな乗降客のローカル駅ですが、当時は函館本線から岩内(いわない)線への乗換駅で、急行列車が停車していました。
小沢から岩内まで14.9キロ。
岩内はニシンで栄華をきわめた町で、信用金庫の本店もありました。
岩内信用金庫は余市に本店を構える北海信用金庫と1997年に統合、その後さらに合併して今は北海道最大の北海道信用金庫(本店札幌)になっています。
当時、函館本線はSLのメッカで、倶知安、小沢、銀山と力走するSL列車の中でススだらけになったことを思い出します。ハカセはずっと窓の外にマイクを向けていました。
写真は1970年7月27日の小沢駅の風景です。ハカセの撮影ですがワタシも隣でシャッターを切っていました。
コメント
小沢駅といえば・・・
昔、ハカセから、小沢駅のアナウンスがピカイチの名調子、と聞いたので、
選んで小沢停車の列車に乗ったことがあります。
こざ〜わぁ、こざ〜わぁ、こざわ、こざわ・・・、って感じで確かに名調子。
その後も何度か聞く機会がありました。
声主の代は替わっていたようですが技は引き継がれていたのか。
SL写真の手前の線路が岩内線でしょうね。
跨線橋のあたりに古風な?車両が見えます。