明日は彼岸の中日。
午前中に墓参りをしてから、羽田空港に行き、那覇まで飛びます。
春休みのシーズンになったこともあり、かなりの混雑が予想されます。
どのルートを通るのかはわかりませんが、通常は本州、九州のはるか沖合を西に向かいまして、奄美諸島の上空へと入り、そこから沖縄へと南下します。
かつて、羽田から沖縄への便で、種子島・屋久島付近を通ったことがあります。 私にとって初めての経験でした。 東京から沖縄までの飛行機には何度も乗っているのですが、屋久島ルートは、この時が最初で最後でした。
屋久島の宮之浦岳は九州最高峰ですが、海から海抜2000メートルまで、急激にせりあがる地形は壮観そのものでした。 この地形は積乱雲の上昇を招きやすく、屋久島は年がら年中、雨が降っていると言われています。
飛行機から奄美や沖縄の紺碧の海を見ていると、68年前に鹿児島県(知覧や鹿屋など)から沖縄に向けて飛び立った若いパイロットたちも、この海を眺めたのだと思い、いつも胸がいっぱいになります。