「2行で迅速な対応ができている。さらに仲間が増えてしまえば、決断に時間もかかる。仲間を入れる選択肢は今のところない。」
日経電子版「検証 千葉銀・横浜銀提携1年」(下)にある千葉銀行の佐久間頭取の言葉です。
多くの参加者を募る業務提携や連携においては、分母が大きくなることでの効果を期待しがちですが、数が大きくなるほどスピード感が抑制されます。
大転換期を迎え、優先すべきはスピードです。
参加メンバーが多い連携であっても、核になる銀行が主導権を持って牽引する「この指止まれ」方式により、迅速な対応を行うことは必須です。