鈴木富久さんの著書、「目標200%達成」シリーズの第2弾が発刊されました。
「5つのプロセスで融資目標200%達成」(キンザイ)
です。
鈴木さんは元岡崎信用金庫の役員で、現場の支店長時代にリレーションシップバンキングの手法でめざましい実績を挙げた人です。
愛知県は事業者数が多く、リレバンは手間がかかるためか、プロダクトアウトのトラバンのメッカですが、リレバンに粛々と取り組んでいた鈴木さんがトラバンのライバルたちを凌ぐ実績を挙げていたことは、「リレバンは儲からない」と嘯く人たちへの説得力のある反証です。
現在は独立して地域金融の現場の職員に中小企業融資の手ほどきをしている鈴木さんですが、現役が数少なくなった同年輩の友人にエールを送りたいと思います。
コメント
突然のコメント失礼いたします。
いつも多胡先生のコラムを楽しませて頂いております。
私は愛知県の信用金庫で働き、経営支援のセクションにいるものです。
数年前に鈴木さんの講演を聞く機会があり、その後著書を読んでミスターリレバンを感じたのを思い出しました。
それとともに・・ではありませんが、
今流行りの「縦割り110」に投稿しようか考えていたところでした。
先生のおっしゃるとおり、リレバンとは「なんちゃって」になっており、地域金融機関の経営層はやれるものとも思っておりません。
その要因(やらなくても食べていける)に、信用保証制度があると感じておりまして、その点につき、まとめておりますので、許されるならお目を通し、ご意見など頂戴できれば(差し出がましいですが)と思い、誠に失礼ながら一方的にコメントさせて頂きました。
変革とは内側からは起こすことはできないもので、外圧によって、組織が追い込まれることによって、始めて変革への知恵が出てくるものだと思っております。地域金融機関も監督官庁からでなく、むしろ地域(企業)から追い込まれることが必要なのかもしれません。
よろしくお願いいたします。
https://drive.google.com/file/d/1t0d7R3g-HNTqVJ8rWsfXHANS_ZRQplxk/view?usp=sharing