ガチンコ

商工中金の在り方検討会議の第2回が本日、開催されました。

中小企業庁の狭い部屋に100人近くの傍聴人がひしめき合い、酸欠状態になりそうな中、第1回 (11/17) と同様にトップギアでの議論となりました。

内容に関してはメディア報道に譲ることとしますが、第2回にして早くも骨格が見えてきたように感じます。

私はこの手の審議会には数多く出ているのですが、今回のようなフルオープン形式は初めてです。

さらには審議会の定番である事務局による説明は一切なく、直ちに委員間の議論に入るという異例の形となっているため、非常にスピード感があります。

ある新聞記者の方は「自分たちも事前予習した上で傍聴しないと、話の展開についていけない」とコメントしていました。本音だと思います。

私は、オープン形式で透明性が高く、(委員たちが事前予習した上で) 直ちに議論に入るスタイルは、非常に良いやり方だと感じています。

明日の新聞報道はどのような内容になっているのでしょうか。

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コメント

  1. 寺岡雅顕 より:

    日経新聞の取り扱いが意外に小さいのには驚きました。

     代理貸付の活用は大賛成です。

     プロパー融資と抱き合わせで「危機対応とリスクテーク」のバランスを考えるようになれば、地域ニーズと個別金融機関の健全性の両面で責任を持たせることになり、有効であるように思います。

     一方、代理貸付は、過去、事務手続きの煩雑さが利用の隘路になっていたように感じています。

     今の金融機関(特に支店)には危機対応時に人を避ける余裕がない、という事も隘路のひとつです。

    危機対応が必要となった時に、必要な人材をどのように捻出するか、柔軟に組織を動かせることができるか,が課題となる気がします。

     的外れのコメントで申し訳ありません。