月刊誌・選択の「地方金融の研究」、一応、毎月目を通しているのですが、対象となる地域金融機関についての書きぶりは、率直なところワタシの切り口とはかなり違うなと思っています。
そういう中、最新号の「東北銀行」に対する評価は違和感なく読むことができました。
とくに、以下の箇所です。
~東北銀行は県内商工会議所と地元有志が中心となって1950年10月に設立された、いわゆる「戦後地銀」の一つだ。それだけに地元の同行へのこだわりは強く、岩手財界関係者の一部からは「地域密着・域内活性化を放棄してヘッジファンドにでもなるつもりか」と怒りの声もあがる。(本文より)
フィデアグループになっても、東北銀行には地域密着型金融をとことん突き詰めていただきたいものです。