自動販売機がなくて、男はつらいよ

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 松江から帰ってきました。松江市に本店を構える銀行の仕事で、毎月1回のペースで山陰方面に行っています。

 今日は直接、東京に戻ってきましたが、時間に余裕のあるとき(つまり週末とか)は、復路に寄り道をします。

 先月は岡山県津山市を訪れました。美作(みまさか)の首邑で、昨今は「ホルモンうどん」と「B’zの稲葉さんの実家」で全国的に知られていますが、この地は奄美大島の加計呂間島とともに「男はつらいよ」の最終作「寅次郎 紅の花」の舞台となったところです。

 その最終作の冒頭に出てくる駅が、この写真の美作滝尾駅。

 駅舎の中に、山田洋次監督の手紙が飾ってありました。「寅さんと共に日本中の駅を見てきましたが、美作滝尾駅ほど美しい駅はもう日本のどこにもありません」

 1日に数本の列車しか走らない無人駅でボケっとして、のどかな風景を満喫し、身体をリセット。しかし、クソ暑くて、のどがカラカラ。

 駅前に農協(土曜日で休み)があり、立派なATMはあったのですが、この駅の周りにはお店はおろか、飲料の自動販売機もないのです。ATMがあっても自動販売機がないとは


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コメント

  1. ARCadia より:

    そう

    旅芸人 氏は、当惑顔で戻ってきました。

    しかし、ATMがあって、飲料の自動販売機がないからってどーだっての。金融関係の人間とは思えんのう。

    それにしても美作滝尾駅は山田洋次監督のお言葉が大げさでない美しい駅でした。

    我々巡検隊はそこで「ボケっとして、のどかな風景を満喫」するためにタクで乗りつけたのでした。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

     津山から美濃滝尾駅までのタクシー運転手さんは親切だったね。途中、津山の城下町、稲葉さんの実家(化粧品店)、古い造り酒屋を小気味よく立ち寄ってくれました。

     巡研隊は名物は食べる(ホルモンうどんを食べた)が観光は原則なし。鉄道オタク系の散策スタイルなので、タクシーの移動で観光ができたのは収穫。