今日は広島に本店を構えるある地域金融機関で役職員の皆さんにお話をしてきました。
この金融機関は、知る人ぞ知る地域密着型金融の”模範”金融機関です。
耳目をひくような派手な取り組みは一切ありませんが、地域の中小企業や個人のお客様が元気になるようにと、経営・本部・現場が一体となって、お客さま目線で愚直に行動しています。
そんなことは当たり前だ、とおっしゃる方も多いでしょうが、当たり前のことを粛々と実行することが実は一番難しい。
真の意味でお客様のお役に立つという「地道な活動」の継続が、地域の中小企業を助け、金融機関自身も適正な収益を継続的にあげていく。適正な収益の一部は地域のお客様や従業員に還元していく。収益力があるから、地域の厳しい業況の中小企業も支えていくことができる。まさに好循環です。
この金融機関の経営姿勢に接して感じたものは、先月、訪問した「海士町」(島根県)と「板柳町」(青森県)において受けた衝撃とまったく同様のものでした。
「本気度」が他とはまったく違うのです。経営トップが自らやってみせる姿勢であり、そのことを持続していくための自己規律は半端ではありません。
経営トップの「本気度」が現場の職員たちに正しく届き、それが現場の職員の腹に十分に落ちることで、地域との共栄共存の金融ビジネスモデルが動き出しているのです。
まさに2つの町の町長さんの「本気度」が、町役場の職員やさらには地域住民に対して通じたように。
ただ、「本気度」を浸透させるのは容易ではありません。
この金融機関の経営トップの言によれば、
「何度でも何度でも、繰り返し繰り返し、粘り強く言い続けるしかない!」
コメント
真っ当な記事なので脱線のしようがないなあ。
金融は歯が立たんし、「何度でも、繰り返し」はご尤もなれど山本五十六ばりだし…ライトレールは乗ってないし…可部線/岩徳線/岩日線/呉線じゃ外し過ぎだし、、、オオット、仁堀航路連絡船に乗ったことあるぞ・・・もっとわからんか(泣)
ARCadiaさん
あなたの写した都電の写真を掲載しますので、ベストショットを選んでください。