灯台もと暗し

   広島に着きました。

   明朝の仕事の関係で前日入りとなりました。

   三原あたりでの途中下車も考えたのですが、連日の暑さでバテ気味なので断念。広島に直行しました。

   広島に来ると必ずと言ってもよいほど立ち寄るスポットは、本通のアーケード街にある「ひろしま夢ぷらざ」。

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   広島県商工会連合会が管理運営している施設ですが、何と平成11年から、この地でアンテナショプを構えているのです。

   「ひろしま夢ぷらざ」のホームページによれば、平成20年には年間190万人の来店客を記録したとのこと。

   全国各地に県商工会連合会はありますが、広島県商工会連合会の活動は群を抜いているように思います。今月は同連合会の主催で大々的にビジネスマッチングフェアが企画されているようですし。

  「ひろしま夢ぷらざ」は、広島県内の市町の特産品販売拠点であり、市町情報の発信基地でもあります。今日は「三原まるごとフェア」をやっていました。前回来た時は確か尾道の特産品フェアでした。

   来店客は観光客はもとより、それと同じぐらい地元のお客さんが目立ちます。地元の来店客が多いことは非常に良いことですね。

   「灯台もと暗し」と言いますが、各地を訪問すると、地域住民が思いのほか、地元のことをあまりご存じないように感じます。

   とりわけ、県庁所在地の人々は、自分の故郷でもない限り、同県内の他地域のことを必ずしもよくわかっていないように思います。

   私の鹿児島の友人の多くは鹿児島県の離島(奄美大島、種子島、屋久島など)に行ったことがないし、島根県の友人で隠岐島未体験者はたくさんいます。

   東京には各県のアンテナショプがしのぎを削っています。東京の消費者への認知度を高めることは重要ですが、まずは地元に十分知ってもらうことを怠ってはいけませんね。

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