格別な「おかえりなさい」

 平成16年の6月からですから、もう9年目になります。

 毎月、欠かさず訪れている、鹿児島。

 そして、毎回、宿泊するのが城山観光ホテルさんです。

 ホテルのスタッフの皆さんとは当然ながら顔見知り。 到着すると「おかえりなさい!」と声をかけてくれる旅館やホテルが最近増えてきましたが、ここのホテルのスタッフの方々から言われる「おかえりなさい!」は格別です。

 昨晩は1200人の大宴会があるとのことで、ごった返していましたが、私のイメージでは、ここは都市のど真ん中にあるリゾートホテルです。

 そもそも県庁所在地の町の真ん中(といっても海抜100メートル余りの丘の上です)にリゾートホテルを持っているところは、全国津々浦々どこを探してもないのではないでしょうか。

 ホテルの客室や露天風呂から、錦江湾越しに見える桜島は絶景です。先月のブログで紹介したダイヤモンド桜島も、このホテルの客室からのものです。

 それにも増して、このホテルの魅力は、和洋中80種類の朝食バイキング

 いまでこそ、朝食を充実させるホテルが増えてきていますが、城山観光ホテルは10年以上前から、このコンセプトを守っています。

 今朝も6時半の開場と同時に入りまして、20種類ぐらいの料理を楽しみました。いつものことですが、朝から食べすぎました

 ここの朝食バイキングはホテルの宿泊者のみならず、地域の人たちから強い支持を受けています。早い時間帯はゴルフ客、そしてビジネスマンや観光客、8時半過ぎぐらいなると、明らかにご近所の方々(ご夫妻や家族連れ)と思われる人たちの姿が目立ちます。

 観光客やビジネス客だけではなく、鹿児島市民にとって大切な憩いの場所であることを実感します。

 いまは絶好調ですが、実を言いますと、数年前に、このホテルも厳しい経営状況に陥ったことがありました。

 その頃だったと思いますが、地元新聞に両面見開きで、「頑張れ!城山観光ホテル」という趣旨の広告が掲載されたことを思い出します。広告は地元の企業の方々などによるものだったと記憶していますが、ホテル会場での結婚式の写真など、市民の人たちの思い出が詰まったもので、思わずジーンときたことを思い出します。

 ここは西南の役で西郷隆盛ほかが最後に立て籠って、亡くなった場所。

  鹿児島市民としてはみんなで守っていかねばならないという心意気も感じました。

 そのときから、鹿児島がますます好きになりました。


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コメント

  1. ARCadia より:

    厳しい経営状況の時があったのですか、ちーとも知りませんでした。

    一度だけですが同ホテルに宿泊しました。もちろん旅芸人さんのお勧めにより、です。

    リゾートホテル、って見方にはにはまったく賛成。何がそう思わせるのですかね。丘の上で街中と隔絶、景色のよい温泉、海とやはり桜島でしょうね。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

    一度と言わず、何度も来てくだされ、城山観光ホテルに。

    いつ行っても、満足!ですよ。