遠山桜は有楽町に咲いていた

地方遠征がないときには、ほとんどJR有楽町駅前のビルにおります。

今日はその有楽町にいたのですが、昼飯時に近所をブラブラしていたところ、面白いものを見つけました

「南町奉行所」の遺跡です。

有楽町駅の東側、すなわち銀座側は数年前に再開発をおこなったのですが、再開発地域の地下広場に設置されていたのが、

南町奉行所の「地下室」

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”穴倉倉庫”といったほうがよいかもしれません。

写真を撮ってきましたが、この本箱のような板枠が、地下室のスペースそのもので、それを引っ張り出して、壁面に直角に立てて、展示したというシロモノです。 この本棚らしき板枠の背中部分が、実は地下室の底になるわけです。

この穴倉倉庫に、木札などの重要物が保存されていたようですね。

かつて、この地区は数寄屋橋といわれていました。 数寄屋橋は戦後のドラマ「君の名は」で一世を風靡したスポットです。

この数寄屋橋に隣接するのが南町奉行所であることは、歴史好きにはよく知られています。

実際、再開発前も有楽町駅の東側に、ささやかな看板が立っておりました。 通りすがりに気づく人もなし、という状態ではありましたが。

私がいつもフラフラしているあたりは、罪人どもが遠山の金さんや、大岡越前守の裁きを受ける「お白洲」だったんですよ。

ただ、その南町奉行所に地下室があったというのは知りませんでした。

新しい発見です。

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