本が売れないといわれます。
読みたい人よりも出したい人の方が多いとの声もあります
ごく一部のベストセラー本を別にすれば、増刷にたどり着くことなく、初刷をもって消えていきます。
今日は、ちょっと自慢をしますが、ご容赦ください。
1992年に日の目を見た私の最初の著書(何とデリバティブの本でした)は、3刷まで増刷を重ねました。 実を言うと「あとがき」は、ねやがわの教授に書いていただきました。 「多胡にしてはしゃれている。」との評価をいただいたのは教授のお陰です。
さらに、2005年に発刊した地域密着型金融の本は、何と8刷まで行きまして、初めて1万冊の大台を超えました。 これには本当に驚きました。 お買い上げいただいた皆様には、心より感謝申し上げます。
ただ、景気の良い話はここまで。
残りの拙著(編著を合わせると20冊余りあるのですが)は軒並み、1回戦(1刷)か、せいぜい2回戦(2刷)で敗退しています。
最新の本は、
このブログのフロントページでも記載しております「地域発 日本再生!」ですが、この本は、今まで以上に、とくに気合を入れて書いたつもりです。 「地域の魅力研究所」(ジミ研)のメンバーによる処女作ですので。
とはいえ、増刷には至らず。
がっくりしていましたが、今年に入って、いろいろな方から、お褒めの言葉をいただいております。
嬉しいですね。 後厄が終わったからかな!
今月末には中部地区の某県の企業再生支援研究会(県内金融機関がメンバー)において、この「ジミ研本」を題材に話をするようにとのご依頼を受けています。
来月、東北地方の某都市で開催される地域活性化シンポジウムでは、「ジミ研本」の内容を軸に、講演とパネルディスカッションの機会を頂戴しています。
そして、本日、お目にかかった地域活性化に注力する某政府系機関の役員の方からは、「ジミ研本」に高い評価をいただきました。
このようにジワジワと浸透していく感じは、初めての経験です。
ジミ研は、その基本理念である「フィールドワークの徹底」を忘れずに、さらに精進を重ねたいと思っています。