熱い思いの税理士さんたちとの出会い

地方における金融機関と税理士とは同盟軍。

地域金融機関の行員と地域の税理士との共同勉強会でこのことを痛感しました。

そもそも、地域活性化のためには、その地域が持つ「すべてのリソース」を投入していかねばなりません。

県庁、役場などの公共セクターや、金融機関は、それ自体の活動が、本源的なモノやサービスを創り出すわけではなく、あくまでも、地方経済における黒子的な存在です。

しかるに、地域金融機関には役所と同様に、地域の人材と情報が集中しています。給料が高く、安定しているというのが、その理由のようですが。。。。。

私は、この10年間に渡り、この観点より、地域金融機関が単なる資金融通業から脱皮して、地域の情報産業、地域の知的サービス産業として、地域の中小企業の本業をも徹底支援する事業体へと大変身するようにと、日々活動してきました

昨日の税理士さんたちとの勉強会では、このような地域金融機関のあるべき姿について話をしましたが、その勉強会に集まっておられた税理士さんたちの思いと重なりました

すなわち、彼らは、単なる伝票処理や決算の手伝いにとどまらず、地域の中小企業の本業の持続と成長のために、コンサルティング的な視点でサポートしていくことを必死に考え、活動しているのです。

地域の中小企業の持続と成長のために、地域金融機関と、税理士のような”士業”とがタッグを組むことが必要不可欠と改めて痛感した次第です。

残るは地域の行政の本気度ですね。


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