地理試験

 「ロンドンのタクシー・ドライバーは目的地まで、最短距離で走る」という話を、現地に住んでいるころによく聞きました。

 「大したものだな。きっと地理の試験に受からないとロンドンのタクシー・ドライバーになれないのだろうな!」などと思っていました。

 私は知らなかったのですが、日本のタクシー・ドライバーさんでも、東京「23区と武三(武蔵野市と三鷹市のことです)」の場合には、地理試験の合格が義務づけられているとのこと。

 「明治通りと外苑東通りの交差点はどこか?」といった交差点名を選ばせる「交差点試験」や、A地点からB地点への経路の穴埋め問題である「経路試験」など、40問が出され、80%の正解率をクリアしないと合格とならないのだそうです。

 運転の上手な人でも、地理試験で苦労するらしいのですが、私の場合には地理試験は結構自信があります。ただ、西麻布の交差点を「霞町交差点」と回答して、アウトになるかもしれませんが。

 それ以前に、運転が「ド下手」ですので、話になりません。

 今日のタクシー・ドライバーさんとの会話でした。


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コメント

  1. ARCadia より:

    もう10年くらい前のことですが、、、

    焼肉の後、牛込柳町からタクシーで新宿に向かいました。

    八王子の手前まで帰るヤツがいたので「新宿駅の東口!」ってね。

    車中では話に夢中になってましたが、妙な雰囲気なので外を見ると…

    「アレっ、道、違うんでねえの?」

    何と職安通りを真っ直ぐ走ってました。

    そのうち山手線が見えてきちゃって…

    結局、ヤツは終電に乗り遅れ。

    柳町から新宿駅でっせ。大いに呆れましたが、終電に余裕のある小生には実害もないので、むしろ八王子まで送るハメになったドライバーが気の毒で。。。

    この試験、いつごろから始まったんでしょうね。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

    地理試験がいつから始まったかは不明ですが、昔はそんなものはなかったですよね。

    最近は地方出身のタクシードライバーさんが結構いるのですが、地理試験はハードルが高いでしょうね。