「はやて」と「白鳥」

 東京から東北新幹線「はやて」とJR特急「白鳥」を乗り継いで、はるばる来たぜHAKODATE。

 「はやて」は青森での仕事でいつもお世話になっている列車ですが、疾風(はやて)のごとく早いです。

 「はやて」は東北新幹線の八戸までの区間延長の際に、誕生した列車ですが、我々の世代にとっては月光仮面を連想させるものです。

 昭和30年代のテレビで、高視聴率(そのころの数字はわかりませんが)番組を上げろと言われれば、間違いなくでてくるのが「月光仮面」。

 「月光仮面」の主題歌は、いまでも頭の中から消え去っていません。

 はやてのように現れて、はやてのように去っていく、月光仮面は誰でしょう

 さて、「白鳥」ですが、私の学生時代(小中高大)には特急白鳥といえば、大阪から青森まで1000キロ余りを日本海沿いに走る看板列車。 

 関西と北東北、さらには青函連絡船と接続し、北海道とをつなぐ、重要な移動手段でした。(当時は飛行機は便数も少なく、高価で高嶺の花)

 「白鳥」という名前は、列車の通過する新潟県の「瓢湖」が白鳥の渡来で有名だったからと巷間言われていました。

 調べてみたところ、2001年に大阪からの長距離運転は終わり、それ以降の仕事場は青函方面となっています。

 ローカル特急、地方回りの演歌歌手?のような姿、ですが、かつての名門列車の名に恥じず、青函トンネルを疾走していました。


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コメント

  1. 克己 より:

    修学旅行の帰りは京都から青森まで「白鳥」だったように記憶しています・・・あれから40年超、懐かしすぎますね(笑)

  2. 芸のない旅芸人 より:

    克己さま

    貴地から京都までは、当時は大変な時間を要したでしょうね。修学旅行のほとんどが移動時間に取られてしまいますね。いまは直行便でひとっ飛びですよね。