天体に由来する列車たち

 残念ながら、今年の七夕、天の川は見えませんでした。

 美しい星空は、しばらくご無沙汰です。

 かつて、横浜の郊外に住んでいたころは、冬になると深夜に、駅から自宅に向かう坂の途中で、オリオン座が綺麗に見えたものです。

 昨日、このブログで夜行列車の話を書きましたが、新幹線が開通する前の東京と大阪との移動は、夜行列車を使うことが多かったようです。

 この夜行急行列車の名称は天体に由来するものが多く、代表的なものをあげれば、明星、彗星、あかつき、銀河、月光、金星など。

 このうち、彗星、あかつきは、関西と九州とを結ぶブルートレイン(寝台特急列車)で、数年前まで残っていました。

 そのころは、ときたま、月に一回の鹿児島出張の折に、あえて2時間フライトではなく、彗星(小倉下車)やあかつき(鳥栖下車)を利用したこともあります。

 老朽化した車両でしたが、風情があって良かったです。

 そういえば、上野から新潟に向かう夜行寝台列車は「天の川」でしたね。


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コメント

  1. ARCadia より:

    前日のお話は突っ込みどころ満載で、取り留めがなくなってまた長くなりそうなので思わずパスしちゃいましたけど、本日はまた…

    昔天文少年としては見過ごすわけにはまいりません。

    (列車名:よく拾い上げたもんですね)

    一応、挙げられたのは、月光を除いて皆乗ったぞ(急行時代でありませんが)。それにしても名跡月光を逃したのは痛いなあ(アホですな)。

    新幹線開通前の話ですから急行というのがミソですね。特急時代なら北斗星、カシオペアが外せないし。

    オオ、新星なんてのも乗りました。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

    久しぶりの突っ込みありがとうございます。

    音沙汰ないので、入院中かと思った。

    息災のようで何よりです。

    しかし、寝台列車はたまには乗らないと、身体の調子が悪くなるな。中毒みたいなものですわ。