先週に続いて、乗っておきたかった列車の第2弾です。
私の副交感神経を活発にしてくれるテレビ番組「マツコの知らない世界」で長野県の小海線をやっていました。
小海線は学生時代に何度か足を踏み入れているのですが、その頃はC56という均整のとれた小ぶりのSLが、客車や貨物列車を引っ張って鉄道最高地点 (海抜1375メートル) を走っていました。「高原のポニー」とか言われて。
当時、小海線には長野発長野行きの急行列車が双方向から乗り入れていました。
時計回りで走るのが急行「のべやま」、逆時計回りで運転するのが急行「すわ」でした。
時刻表 昭和43年10月号によると、
◉ 急行「のべやま」
長野発11:05 (信越本線) 小諸12:08 (小海線) 中込12:31 野辺山13:46 清里13:57 小渕沢14:32 (中央本線) 松本16:14 (篠ノ井線) 長野着 17:26
◉ 急行「すわ」
長野発12:00 (篠ノ井線) 松本13:22 (中央本線) 小渕沢15:09 (小海線) 清里15:38 野辺山15:49 中込16:49 小諸17:13 (信越本線) 長野着18:11
6時間あまりで、北アルプス、諏訪湖、南アルプス、八ヶ岳、浅間山、上田城を堪能できる贅沢この上もない列車ですね。
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写真は昭和45年11月、小海線の清里・野辺山間を走る「八ヶ岳高原号」。
牽引しているのが C56 です。
平塚のハカセに提供してもらいました。
私も同じ時に同じ場所で写真を撮っているのですが保存が悪くて、、、
コメント
アレマ、、、同じ番組見てたんじゃないかな。駅弁、やってなかった? 元気甲斐なんてまだやってるんですね。あの弁当もTV発でした。
急行「のべやま」はよく覚えているんですが、「すわ」は印象薄いです、何故だろう。小海線に入る場合は大抵小淵沢から入ったんだがなあ。
昭和45年ですかぁ、
場所はもちろんですが、山も煙も、小海線のお手本のような写真ですね。
元気甲斐、やってましたね。
昔、小渕沢の駅弁は貧弱だったけど、今は豊富みたい。高校の巡検も小海線だったけど、小諸から中込まで乗って、鉱泉宿で鯉こくを食べた。味は、、、
この写真の日は良く覚えているけど、結構寒かった。
風もほどよく、煙具合が良かったことを思い出します。