株主総会の議決権行使に思う

筆者が社外取締役を務めている地方銀行のコーポレートガバナンスは業界の中でもトップクラスだと筆者自身は評価しています。

社外取締役制度(形だけでなく真の意味での)にも10年以上の歴史があり、取締役会の議論も活発、コーポレートガバナンス・コードへの対応も形式的なものではありません。

毎年、夏になると株主総会における株主さんたちの議決権行使の状況が分かるのですが、社外取締役としては取締役会選任の議案(取締役の任期は1年)での評価が気になるところです。

否認の理由は「低いROEの継続)といった短期的な視点が多く、数値だけから算出された機械的な評価だと感じられます。

顧客本位の持続可能なビジネスモデルの浸透に向け尽力している方としては、表面的なものではなく、ガバナンスの実態をしっかりと評価してほしい、そのためのスチュアートシップコードのエンゲージメント(対話)ではないかと思うのですが果たして。

某機関投資家から否認されたのですが、筆者からすれば我々のガバナンスは、巷間伝えられる同機関投資家(株式会社である)のそれよりもはるかにマシだと思うのですが。

「あなたたちから否認される筋合いはない‼️」

まあ、こういうことを発信すると来年 (重任候補となればですが) もバツですかね、苦笑。


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