こはぜ屋さんの取引銀行

日曜日夜のドラマ「陸王」、見ています。

埼玉県行田市の足袋の老舗「こはぜ屋」がランニングシューズの分野に進出する話です。

池井戸作品だと半沢直樹以来、どうしても銀行の対応に目が行ってしまいます。

11/5は埼玉中央銀行の融資担当が、こはぜ屋からの20百万円の運転資金の依頼を渋る場面がありました。

銀行は「新規事業のランニングシューズの実績がないから」とノー。

そこに、ある学校から「陸王」1200足の注文が入ります。

役所社長がそれを材料に銀行と再交渉するのですが、銀行の融資担当は「この程度の売上では焼け石に水」のような台詞で冷たい対応を取ります。

前任者は靴底の新素材を見つけてきたりして、本業支援に熱心だったのですが、彼が前橋支店に飛ばされると後任は顧客の事業には距離を置き、傍観者的な態度をとります。

埼玉中央銀行のリレバンが組織的継続的ではないことがよくわかります。

こういうときに、お客さんの売上アップを組織的継続的にやっているM銀行やH銀行、さらにはお客さんの本業支援を中核業務にしているK銀行だったら違うだろうにと思いました。

彼らだったら、他の学校にも売れるのではないかとの仮説に基づき、販路拡大の支援を行うでしょう。

MHKの役職員に会った時に聞いてみようと思っています。


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