〜「善玉か悪玉か見極める必要がある」。地域の魅力研究所代表で金融庁参与でもある多胡秀人氏は、引当金がなぜ減ったのか中身をみるべきだと話す。
本日の日本経済新聞のエコノフォーカス「貸倒引当金 減少は善か」の中の一文です。
悪玉コレステロールは「金融機関の決算対策での実質的な貸し剝がし」を指し、レイジーバンクの象徴的な症状です。
顧客である借り手を追い詰めるだけではなく、因果応報、いずれは自らを死に追いやるものと考えられます。
顧客は愚かではありません。
いつまでこのようなことをやっているのですか。
コメント
悪玉の方は、景況感が厳しい地域においては、沈みゆく船に同乗している地域金融機関と(積載人員超過の)借り手において、地域金融機関が生き延びるために船から借り手を突き落としていることに等しくないですか?
レイジーを超えた行為の結果の引当金削減のような気すらします。
即身成仏さま、
おっしゃる通り。
地域金融機関の看板を下ろしていただきたい。
悪玉コレステロールで決算の化粧をするような責任感も矜持もない経営者は、本日の新入社員の入社式でどんな話をするのでしょうか。
きっと突き落とすべき借り手は突き落とし済みであることから、低い不良債権比率と余裕のある自己資本比率が実現しており、立派な経営者となっているはずです。
そこで、まだ船に乗せている借り手については事業内容の理解(事業性評価)を徹底し、融資以外でも本業のお手伝いもできる(課題解決型営業!)ようにして長く取引いただくように新入行職員にはがんばっていただきたいと訓示し、配属後には事業性ではなく個人ローンでもやらせるのではないでしょうか。