昨日のブログ、小規模銀行には合併の選択肢もないという話に、コメントをいただきました。
「合併費用がどのぐらいかかるか?」
合併の記者会見の際に、当事者は言いませんし、会場のプレスからそういう質問も出たことがないようです。
かつては銀行にそれなりの収益力があり、有価証券の含み益などの打ち出の小づちがあったので、合併費用は話題にならなかったのかもしれません。
合併後のバラ色のシナジー効果を説明して、シャンシャンだったのでしょう。
いまや、そうは問屋が卸しません。
救済目的や完全な片寄せ以外、小規模銀行の合併は正しい選択肢とは思えません。
メディアの皆さん、合併の記者会見では、合併に伴う予想費用について必ず質問してください。
機会費用まで聞き出せ、とは言いませんが (聞いても答えられないだろうから)。