銀行とは?

スルガ銀行の第三者評価委員会の発表 (全文300ページとのことで新聞記事も消化不良のようですが) の報道を見て、バンクとノンバンクの違いは何なのか、改めて問い直す必要があると思いました。

シングルマザーや外国人向けの住宅ローンと異なり、借り手との接触もなく (それどころか預金額などの改ざん)、物件の内容だけでお金を貸すというのは銀行業務なのでしょうか

地域金融機関の中には融資に熱心ではなく、有価証券運用に特化した会社型投信のようなところもあります。これで預金保険の対象なの??、おかしいでしょう。

一方、決済業務にほぼ特化した小売業によるナローバンクもあります。

銀行ライセンスとは何か?

改めて整理する段階に来ています。

銀行には、「公共性、健全性、国民経済の発展に資する」ことが求められるため、コンプライアンス面も含め、高いハードルがあります。

ハードルを越えられないような銀行があってはなりません。


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コメント

  1. 新田信行 より:

    銀行とノンバンクの大きな違いは、預金者の有無。

    預金者へのアカウンタビリティのない貸出や資産運用など、銀行は出来ないはずなのに…。