痛くもない腹をさぐられる

日本経済新聞社が、105の地域銀行に対し、アパートやマンションなどの投資用不動産向け融資アンケートを行った分析が、本日の同紙のトップ記事として大きく掲載されています。

このアンケート、スルガ銀行問題の根深さが白日の下にさらされる中で行われたのですが、内容については、ほぼ想像の域内と考えられます。

〜残高が前年同月比1.3%増の22兆9388億円のうち、約65%を地銀が占める、

〜 81%の地銀が、残高が1年前より増えている、

〜 ただ、足元では慎重姿勢で、融資姿勢について66%が「案件次第」と回答。34%は「慎重に進める」とし「積極的に伸ばす」はゼロ、

ワタシが一番興味を持ったのは、105行のうち 5行が回答しなかったところです。(これらの銀行名を出すとは、日経さんもエグい。)

5行の中にはスルガ銀行も含まれているのですが、常日頃「投資用不動産向けの融資にやけに熱心だな」と思われる銀行が、未回答リストに入っているというのがワタシの印象です。(あくまでもワタシの個人的なものです)

痛くもない腹をさぐられないためにも回答しておいたほうがよいのに、と考えるのは余計なお節介ですかね。

「細かいことが気になるのが僕の悪いくせ」

右京さんの口癖を思い出しました。


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