昨日は「金融仲介と事業性評価のあるべき姿セミナー」(主催 ジンテック他) の第3回 (最終セッション) でした。
「リレーションシップ インパクト論」
京都信用金庫 会長 増田さんのプレゼンテーションは期待通りでした。
内容については、いずれ発行されるブロシュアーに譲りますが、リレバン (CSV) を組織的継続的に遂行する上での一つの有力な処方箋が出されたことは間違いありません。
「リレーションシップは計測できない世界」という橋本さん (共同通信) の導入スピーチから、「リレーションシップは計測しづらい」がそれを組織の行動原理に据えようとする増田さんへの流れもパーフェクトでした。
有給休暇を取って、地方から参加された方もいましたが、それに値する半日のセッションだったと思います。
リレバン (CSV) は、担い手の方たちの創意工夫によって、どんどん進化しています。
いまだにリレバンの是非をガタガタ言っている人たちは周回遅れ。
AIフィンテックの餌食となること間違いありません、合掌。
コメント
大変素晴らしいアプローチを教えていただきました。今、悩みながら進めている、組織文化や人材開発の観点からも、大変有効な処方箋だと感じました。早速当組でも取り入れてみたいです。
イヤー!楽しくてワクワクするセミナーでした。本当に為になり、即実践できるエキスがいっぱいで、柳さん、増田さん、橋本さん、他、沢山の方々に感謝です。また、多胡さん、新田さんには、やる気と志のパワーを充電してもらい、リレバンの現場職人として地域活性化や顧客の課題解決への取組み等、インパクト論の活用と組織的継続の定着化に意識して、頑張ります。第1回から参加できて、お誘い頂いた寺岡さん、ありがとうございました。
経営、組織の有り様。顧客との共感関係。これらの最大の決定要因になっている「計測できない世界」を私が提唱し、京信増田さんが、「いや、計測しづらい世界である」と、リレーションシップ・インパクト論を提唱される導入でした。
大切なのは、計測・評価にはありがちな「数字づくり運動」「評価者のためのポイント稼ぎ」という、ゴマすり評価バイアスをどう発生させないように、顧客本位の自然体活動を計測・評価するのか、です。
京信の辿り着いた現時点の答えは、360度評価を超えた、「広範な同意」です。これは見事で、私も素晴らしいと思っています。ただし、私としては、こうした京信の活動も含めて、本質はどこにあるのかを深く洞察し、次回作で紹介したいと思っています。
ダイアログは、つぶさには拝見していませんが、付箋の意見を見る限り、「トップの覚悟」や「ルートPがないのは難しい」などの、率直なのでしょうが、相変わらずの「表面的な意見」、「過去にとらわれた意見」が目立ちました。
繰り返しますが、組織の関係性、お客様との関係性は「過去にすがれば済む」ものではありません。人間は不安だから過去にすがるのです。しかし、実際には、未来を決定しているのは、常に未来の行動です。お客様から「ああ、この人、遠い人になったな。前と違うな」と思われたら最後なのです。過去の成功体験ではなく、未来においてどう行動するのかが、未来を決めるのです。
ダイアログには、傲慢ではなく、不安だからでしょうが、それでも「無知の知」という謙虚さが足りない危うさを感じました。
臆病だから何もしないというのは間違いです。ただし、未来に謙虚でなければ、未来を見誤ることが多々あります。故に運動体として、学習し続けなければならないのです。京信が目指しているのは、未来に対して謙虚に試行錯誤する学習する組織です。
初めて参加させていただきました。
主催者さま、ゲストさまのお話はもちろん、グループワークや懇親会でも皆様に貴重なお話をしていただきました。金融界について心温まる、明るい未来を想像できる内容が多く、また、先輩方の生きざまを拝見させていただいたようで、胸が熱くなる場面が多々ございました。
こんなにも素敵な方々とご一緒できたこと、大変感謝申し上げます。
こちらのブログは時々拝見させていただいておりました。多胡さまとお話させていただいて大変嬉しく思っております。ありがとうございました。(2色刷りのお話も面白くお聞きいたしました。)