地方銀行の主導する地域商社が全国各地に設立されていますが、この度 (2月1日) 、新しい地域商社が青森市で営業を始めました。
「オプティムアグリ・みちのく」
です。
https://michinoku.optimagri.com
他地域のものとの大きな違いは、地方銀行 (みちのく銀行) と、大学発 ITベンチャー (オプティム、東証一部上場です) の共同出資であり、AI や IoT を駆使して地元農業を支援することを目的としているところです。
新しい視点での地域商社、今後の展開に期待します。
実は、
このプロジェクトは数年前に、地方銀行のトップ (当時) が IT ベンチャー社長の著書を読み、地場産業である農業に応用できるのではと考え、青森から九州 (同社は佐賀大学発のITベンチャー企業) まで長駆乗り込んだところからスタートします。
40歳代前半の IT社長は、1000キロ以上の遠隔地からの 70歳代の地銀トップの来訪に、さぞや驚愕したことでしょう。
ワタシはまだ60代ですが、この地銀トップのような感性と行動力を見習わねばと思っています。