若手行員が生き生きと活動する組織

地元中小小規模事業者に対する本業支援活動を組織的継続的に行なっている(なんちゃってリレバンではない) 地域銀行の頭取さんから、最近の「取り組み事例とお客様の声」を教えてもらいました。

この銀行の本業支援業務は、法人融資の経験がない 、もしくは足りない若手行員 (当然女子行員も含みます) でも取り組めるよう、顧客の取り扱い商品サービスの販売支援から始まりました。

保険を販売することで保険会社と共通価値の創造 (CSV) をするよりも、地元顧客の商品サービスを販売支援することで地元顧客とのCSVを優先する、との至極真っ当な活動をしています。

今回、教えていただいた事例では、顧客の商品サービス販売から一歩進んで、創業時における若手行員の血の通った本業サポートへと新しい展開を見せています。

〜『お客さまを知る』ために、行員一人ひとりがお客さまと向き合い、一緒に伴走してお客さまの夢をかなえ、『銀行員であるからこその喜びだ!』と実感する行員や、お客さまからは『ありがとう!◯◯銀行に相談してよかった!』と言っていただく行員が増えていくカルチャーが当行に芽生えつつあります。

頭取からいただいたメールにあった文言からは、この銀行のヒューマンアセットの健全性を垣間見ることができます。

経営理念に背くようなことをトップが現場にやらせなければ、ヒューマンアセットが崩壊することはありません。

健全なヒューマンアセットが作り上げるこの銀行の今後に期待したいものです。                          

 

 


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コメント

  1. 森脇ゆき より:

    若手行員の血の通った活動♪

    とてもわくわくします。

    頭取が変わっても、上司が変わっても、自分の転勤があってもお客様はその地域で営み、生き続けます。

    仕事をする際に見る方向は、上司でも頭取でも、金融庁でもありません。

    「お客様」です。

    行職員皆様が得た成功体験により、さらに強く美しく育っていく。

    楽しみですね!

    その成長を援護する組織であっていただきたいです。

    私は小さな1人ですが、1人でできる範囲で援護します!