創業以来のタレを一新

昨年末から、講演会でのレジメの全面改訂を行っています。

それまでは、2003年にリレバンの機能強化がスタートしたときに作成したものを土台に、少しづつ手を加えてきたものを使っていました。

八代さんが言うところの定食メニューというやつです。

創業以来のタレを付け足している鰻屋の感じでした。ワタシの場合は秘伝の味というほどのものではありませんでしたが、笑。

新メニュー、岡山でデビューします。

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コメント

  1. 八代恭一郎 より:

    定食などといっていたのは私ではありません。定食とは旅芸人さん自身がご謙遜されていっていた呼称であり、私は素人シェフでは真似のできないムニュ・デギュスタシオンとずっと思っていましたよ。
    とまれ、ヒューマンアセットについて新ムニュ・デギュスタシオンではとりあげるでしょうから、是非示唆の大きいコンテンツを期待しています。
    地域金融機関の多くは、ヒューマンアセットはだいぶ前に崩壊していて、崩壊状態のまま悪循環に陥っているように思われます。地域金融機関の採用はいつも売り手市場であるため、“考える力量”に欠けた行職員しか採用できないこともあると思います。仕方がないので“考えずにまずは走れ”と育てられ、人一倍残高や件数をあげることで、数少ない“考える力量”のある行職員をさしおいて、経営層にまで登りつめた行職員も多いのではないでしょうか(選択ベンチマークでもこのタイプの経営層の多寡が採用されています!)。そしてそのサクセスストーリーは若手行職員にも引き継がれ、“経営層より考える力量が劣る自分は、考えずにもっと走らないと!”が世代を超えて引き継がれていきます。必要なコンテンツは、ヒューマンアセットの悪化を未然に防いだベストプラクティスでは手遅れなので、崩壊状態のまま悪循環が続くところを、イーブンベターな水準にどう抜け出すかの示唆ではないかと思います。

  2. 増田寿幸 より:

    なるほど、八代さんの整理は実態を正確に反映したもので、同感です。そこで崩壊しつつある職場にどうにか明かりを灯すには「考える力量が不足した行職員」に考える場を作るあきらめない努力ですかね。まずは自分自身が力量不足であることを十分に自覚したうえで、彼らの主張にケチをつけないで最後まで傾聴し、その中にどうにか良き点を発掘してでも見つけ出し、そしてそれを褒めることしかないような気がします。