DP放置はレイジーバンク

昨年12月にポスト検査マニュアルのディスカッションペーパー(DP) が公表されました。

地域特性、金融機関の個性を尊重した融資の可能性を広げ、事業再生のための融資を後押しする内容であるにもかかわらず、これに対応した新しい融資体制の構築を“本格的“に開始した地域金融機関の話がほとんど聞こえてこないのは残念です。

金融検査マニュアルの問題点を声高に批判していた金融機関が、検査マニュアル時代の手法のまま(ミニマムスタンダード?)、お茶を濁そうとしているのであれば、レイジーバンク(手間のかかることはやりたくない) と言われても反論できないでしょう。

週刊金融財政事情の最新号(2/24)に森俊彦さん (もと日銀、金融庁参与) の小論「『伴走支援型融資』への転換を」が掲載されています。

是非ともご一読を。

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コメント

  1. 小寺弘泰 より:

    多胡さん 株式会社プロシード小寺です。先日はありがとうございました!
    ディスカッション・ペーパーBOX4の意義は債務者個別の債権の問題というより、地域産業の正常運転資金を切り出して、自らの地元から逃げない姿勢を打ち出し、そして再生支援の筋力を強化せよということだと感じました。そう伝わらないのだとすれば、それはもはや地域金融機関の旗印を下ろすことになることにTOPが気づいていないわけで、私も本当に
    残念に思います。
    (金融財政事情も読みました!)