3月16日の八代アソシエイツの論考には、官営商社の提言がありました。
~ヘリコプターマネ ーをやるくらいなら、危機に瀕しているサプライチェーンの守護神となるような官営商社の設立を考えてはもらえないものだろうか。(八代アソシエイツHPより)
本日の日経には Financial Timesのチーフ・エコノミクス・コメンテーター マーティン・ウルフ氏の論考「コロナ対策、政府の出番」があります。
~米カリフォルニア大学バークレー校のエマニュエル・サエズ教授とガブリエル・ザックマン准教授は「保険を提供する最も直接的な方法は、政府が最後の買い手となることだ。政府が消失した需要をすべて肩代わりすれば、企業は賃金を従業員に払い続けられるし、設備も維持できる」と指摘する。(同記事より)
論点は同じです。
100年に1度のパンデミックととらえれば荒唐無稽と斬って捨てる話ではありません。
コメント
最終需要に応えた購買費用は、在庫保管が適さない商品やサービスについては政府指定の価格で配給し、在庫保管可能なら市場が適正化した時に販売すればほとんど融資の回収同様になるんですけどね。引当金がさしづめ真水の補助金でしょうかね。