15日の日経電子版(16日の日経中国版)「資金繰り支援が正念場、中国5県の中小企業 」を読みました。
〜「今は政策金融の出番だと思っている地域金融機関が全国でも少なからずある」(金融庁関係者)との声もある。
昨日のブログ「政府系金融機関から役割が降りてくる」で取り上げた地域銀行X の頭取と同じような意識の経営者が全国にも存在することがわかります。
〜低金利による収益の悪化や、株価の下落で含み益が減少するなど体力が落ちていることもあり、「リスクを取ることに及び腰になっている面がある」(地銀OB)。
これについては、識者の警鐘として多胡のコメントが取り上げられています。
〜地域金融機関の資本は地域に育ててもらって出来上がったもの。資本が傷つくことを恐れて危機対応を公的な金融に丸投げするのは、伴走支援とは真逆の行動。
本日の日経地方版に地域銀行Pのトップのインタビュー記事がありますが、とおりいっぺんの話に終始しており、この観点が欠落しています。