週末に中小企業金融の最前線で戦っている人たちの話(リモート)を聞きました。
参加している皆さんは、資金をつければ一丁上がりというような短絡的な考えの人たちではありません。コロナ対応の本丸は事業支援との本質をしっかりと理解している人たちです。
こういう人たちが意見交換をする場を傍聴したのですが、こういうムーブメントが全国に広がることを強く望みます。
その中の一人、某県信用保証協会の部長さんの行動には感動しました。
〜(ゼロゼロは)事業者さまに対する政府の「諦めるな」「ともに乗り越えよう」とのメッセージと思います。県内金融機関には「ゼロゼロをエクイティとして捉えよう。据置期間は経営支援強化期間として、何としても支えていきましょう。」との文書を発信し、翌日から主旨説明に一人で各金融機関を回りました。(同氏のメッセージ)
「据え置き期間は経営支援期間」、
素晴らしい言葉です。とても感銘を受けました。
ゼロゼロの件数を上げることだけに血道を上げているレイジー金融機関はどう受け止めたでしょうか。
ゼロゼロのような金融機関に対する過保護な国の施策に甘えているだけだとしっぺ返しが来ますよ。
あとから気づいてもあとの祭り。
自業自得なので同情に値しませんが、顧客としてはたまったものではありません。